ベルリンの南西約150km、フランクフルトの北東約350kmに位置する古都
ライプチヒの町の歴史は7世紀までさかのぼるそうです。
1409年にはドイツで3番目に古い大学が創設され、
ゲーテ、ニーチェ、森鴎外らが学んだそうです。
ゲーテがよく通ったという酒場「アウアーバッハスケラー」は「ファウスト」にも登場し、
入り口にはメフィストフェレスの像があります。
中世から商業、金融の町として発達し、17世紀には印刷、出版も盛んになりました。
1660年には世界初の日刊新聞といわれる「ライプツィガーツァイトゥンク」が創刊されたそうです。
また、バッハやメンデルスゾーン、シューマン、リスト、ワーグナーといった大作曲家が活躍した町でもあります。
バッハが合唱指揮者として活躍した聖トーマス教会にはバッハのお墓があります。
周囲にはバッハ博物館、バッハ関連グッズを売っているバッハショップなどがあって観光名所になっています。
聖トーマス教会の近くのカフェ。
カプチーノを頼むとハートマーク。
有名なコンサートホール、ゲヴァントハウスやオペラハウスもあり、
筆者の息子の練習用バイオリンを買いに訪れたバイオリン工房の近くには
「ベートーベンシュトラーセ(通り)」、「モーツアルトシュトラーセ」、
「ハイドンシュトラーセ」、「シューマンシュトラーセ」など作曲家の名前を冠した通りが並んでいて、
つねに音楽とともにある町という印象でした。
ワールドカップに備えてでしょうか、2003年2月にリニューアルオープンしたライプチヒ空港。