講座の目標

 

この木工・家具制作講座はドイツにおける家具職人養成計画の一般的な枠組みに基づいて作成されました。

この講座では基礎教育とデザインに重点をおきます。

ドイツではこの養成課程に3年を要します。(注)

 

ゲルステンベルガー氏は家具マイスターとして職業訓練学校で9年間教職に就いており、

1999年以来、ライプチヒ市のマイスター学校で講師をつとめています。

彼はその経験をもとに養成課程の要点をまとめ、1年間の講座を創設しました。

 

この講座は、受講生が1年間の講座修了時に自ら作品を設計し、制作できるようになることを目標とします。

講座の最後に高度な継ぎ手、さまざまな木材による象嵌加工をはじめとする

ドイツの検定試験要綱にそった修了検定を行います。

 

 

注)ドイツの一般的な職業訓練の枠組みにおいては、マイスターのもとでの実務研修と、訓練学校における

学科、実技の講習を平行して行うため、通常この養成課程には3年を要するのです。

 

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