ドイツ木工研修留学

 

2005.2.14

第25回

 

ケヤキとヒノキ

(管理人註:第23回のレポートで、SAKURAIさんが送ってくれたメールの中に小さな言い間違いがありました。

すぐに訂正のメールをもらったので、HPの方もすぐに訂正させていただきましたが、

訂正のメールも研修のレポートとして興味深いと思ったので、掲載させてもらえないかとお願いしたところ、

許可をいただけましたので、今回公開させていただきました。)

 

 

うっかり間違えてしまいました。

前回リフォームした家具は、ヒノキではなくてケヤキです。

ヒノキのところをケヤキに直していただけますか?

見分けがつかなかったのではなくて、単に言い間違いというか入力ミスというか…。

くれぐれも、違いはわかるのでご安心ください。

ちゃんと勉強してますよ。

最近工房では、木材をみて何の木か考えるという勉強をしていて、

工房にある木材はだんだん特徴をつかんでわかるようになってきたのですが、一度にいろいろ覚えたので、

名前を言い間違えることが多いんです。

 

師匠からの「これは何の木ですか?」という質問に、自分ではケヤキと言ったつもりがヒノキと答えていたので、

もしかしてメールも勘違いしているかもしれないと思い見返してみたら、案の定間違ってました。

 

白ブナと白樺もよく言い間違えます。

もともと日本語でさえあまり木の種類を知らない上に、ドイツ語では辞書に載っていない名前もあり、やや混乱中です。

クルミの木はドイツ、フランスなど、国名も聞かれるので難しいです。

今はまだ30種類くらいしか勉強していませんが、工房でも家でも外出したときでも、周りの木が何なのか気になってしょうがない状態です。

頭は疲れますが、面白いです。写真はほとんど撮っていなくて、しかも、寒さのせいかカメラの調子も悪くて、

適当に撮っていたのでいいものがありませんが、もし使えれば使ってください。

今回は一刻も早く間違いを訂正したくて、とりあえず携帯からのメールです。

写真は近いうちにお送りします。

(管理人より:木工の勉強と同時に語学の勉強もしているのですから混乱することもあると思います。

木工や道具、木材関連の専門用語は辞書にのっていないこともあります。

そのうち家具・木工関連の和独、独和辞書を作ってください。)

 

棚のレストア

 写真の説明です。

1.解体中

2.温めて解体するところ。

(管理人註:ホットガンで温めると接着剤のにかわが緩んで解体できます。

と、言葉でいうのはたやすいですが、かなりの経験とノウハウがいると思います。)

3.組み立て中。

4.完成

練習1

このSchrankには6箇所使われています。

今回は4箇所直しました。

クリスマスプレゼントのWinkelで直角の確認をしているところです。

 

練習2

フレームや扉に使う継ぎ手

 

城(今は、城というより城跡に近いような気がします。)

 

裏庭にいたHighland Cattle

裏庭。家に暖炉があったので薪だと思います。

 

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(HP管理人から転送します。)

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