ドイツ木工研修留学

 

2005.4.4

第27回

(管理人より:3月末にライプチヒに行ってゲルステンベルガーさんやSAKURAIさん、

Shigetoさんに会ってきました。今回のレポートはその直後に送られてきたものです。

4月から研修に参加するHさんも到着して、

みんなで師匠お薦めのギリシャ料理屋に行って地元の黒ビール、ケストリッツァーを大いに飲んできました。)

 

 こんにちは。

風邪や時差ぼけは大丈夫ですか?

先日はとても楽しかったです。

楽しくてつい飲みすぎてしまいました…。

帰りに一人反省会を開きました。

そして翌日は、トーマス教会のMotetteを聴いて心も体も清めてきました。

 

3月の報告です。

 

ドイツ語コース

待ちに待ったドイツ語コースが始まりました。

ドイツ語でドイツ語を習うので、ちょっとボーっとしていると、先生が何を言っているの

かわからなくなります。

私にとっては、とても集中力が要る授業です。

クラスは12人。(2クラスあります)

いろいろな国の人がいて、たのしいです。

皆、それぞれ苦手な発音があるようで、ほっとしました。

 

ベルリンの大きな仕事

師匠の大きな大きな仕事が始まりつつあります。ベルリンの歯科医院の内装です。

ここの受付カウンターが私の修了製作(?)になります。

師匠の運転で、Shigetoさんと3人で下見にベルリンまで行ったり、ハンブルクの材木屋へ

約1.7tの木材を買いに行ったりして、ここだけの話、

私個人としてはちょっと旅行気分でドイツのAutobahnを楽しんでいます。

幾つか問題点があり、まだ完全には製作に取り掛かれない状態ですが、

トラブルも勉強になりますね。

大きな仕事なので楽しみな反面、本格的に始まったら、

体力勝負になりそうで心配です…。

ある程度作業が進んだところで写真と一緒に、まとめてご報告したいと思います。

 

四方転びの蟻組み

とりあえず今は別の課題、四方転びの蟻組み(?)の練習をしています。

(管理人註:この写真は管理人がライプチヒを訪問した際にちょうどSAKURAIさんが練習していたのを撮影してきた物です。

写真ではわかりにくいですが、角度が付いて四方転びになっています。高度な継ぎ手ですが、かなりきれいにできていました。)

 

サマータイム

27日未明(たぶん)からサマータイムに変わりました。

1時間時計を進めなければならないのに、サマータイムの存在をすっかり忘れていて、

電車に乗り遅れました。

行き先は2時間に1本の不便な路線なので、ちゃんと計画を立てて早起きして、

朝6時の電車に乗る予定で家を出て、駅に着いたら何故か駅の時計はもうすぐ7時。

予定の電車はすでに1時間前に出発している??

夜が明けたばかりなのに?もう7時??

いつの間にこんな時間に?一体私は何をしていたんだろう??

えっ?あれっ?どうして??と、サマータイムに気付くまでの数分間、

頭の中は混乱しっぱなしでした。

日本では経験できない貴重な失敗ですけど、サマータイムとはやっかいなものですね。

 

添付写真の説明

先月末頃練習していた、見た目が面白い継ぎ手。

修了製作の受付カウンターで使用する予定なので、たくさん練習しました。

これは習作のUlmer Hockerの一部。

 

余談ですが、Leipzigの知られざる(?)魅力。

ガイドブックには載らないような些細なことですが、ぜひお知らせしたいことです。

その1.公園のリス。赤毛で人懐こくてかわいいです。

その2.Leipziger Lerchen

Leipzig生まれのお菓子です。

その3.ギリシャ料理レストランでお話した、教会の写真です。

寒い時期に撮ったので木に葉がなく、ちょっと寂しい写真です。

ここはClara Wieck と Robert Schumann が結婚式を行ったところです。

先日、知り合いになった音楽通の日本人の方と一緒に、ここでコンサートを聴きました。

ドイツに来るまでは特にクラシックファンでもなかったのですが、せっかくLeipzigに住

んでいるので、時々教会やミュージアムへコンサートを聴きに行っています。

今日もトーマス教会へMotetteを聴きに行きました。

天気が良かったので、教会のステンドグラスもきれいでしたよ。

 

それでは。02.Apr.2005

 

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(HP管理人から転送します。)

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