ドイツ木工研修留学

 

2004.10.11

第14回

SAKURAIさんからおくられてくるメールから研修の様子をお伝えします。

 

人生の1/4がクリスマス?

秋分の日を過ぎた頃から、スーパーでクリスマスのお菓子が目に付くようになり、

10月に入って、デパートのおもちゃ売り場に、クリスマスグッズの特設コーナーができました。

一年の4分の1はクリスマスを楽しめる、ということは人生の4分の1がクリスマス…。

今週はあまり作業に進展がなかったので、私の一日に合わせた写真を送ります。

 

師匠推奨

力仕事に必要な、黒いパン、蜂蜜、チーズ。

写真はありませんが、バターも。オーガニックなら尚良し。

(第6回目参照)

 

バターミルク

バターミルクこれはヨーグルトのようなパックに入っていますが、初めて買ったものは1Lの牛乳パックと同じタイプでした。

それは、もう少し黄色っぽくて、ぶつぶつ感もあったんですけど。

写真に収めるとヨーグルトみたいですね。

(第6回目参照)

 

プラムのケーキ

ビスケットの生地を敷き、カスタードクリームを流し込み、その上にプラムを並べて、

残りの生地を上からぽろぽろと載せて、オーブンで焼く。

パン屋には、こういうケーキがたくさん並んでいます。

レシピを見るのは、ドイツ語の勉強になって良いですよ。

 

アリ組み

最近練習中の斜めの継ぎ手。

(ところで、これは継ぎ手じゃなくて組み手ですか?多少言葉がおかしくても、写真でわかりますよね)

(管理人註:「アリ組み」と言われる組み手です。良く出来ています。

補足説明:後日SAKURAIさんからメールをいただきました。

これは20度の角度がついたアリ組み手だそうです。

接写か広角レンズのためにゆがんで見えるのかと思っていました。

とても高度な技術です。

また、アリ組みのことをドイツ語でSchwalbenschwanz シュヴァルベンシュヴァンツ と言うとのこと。

これは「ツバメの尾」という意味だそうです。

日本語では「蟻」と言いますが、英語ではdovetail 「鳩の尾」と言います。)

 

 

 私の一日

10月7日編。

8時 起床。同居人はすでに誰もいない。

 ランチ用のサンドイッチ(黒いパンにハムとチーズとキュウリ、バターとはちみつ等)を作りつつ、朝食をとる。

 朝食は、バターミルク(今や好物と化している)にワッフルをいれる。サンドイッチ。オレンジジュース。

8時55分 工房へ向かう。

9時 工房。作業開始。

 自動かんなで師匠のお手伝い。

新たな継ぎ手(斜め)の練習等。

10時半 隣の工房で休憩。第二の朝食。サンドイッチ。バナナ。紅茶。

11時 再び作業。ひたすら継ぎ手の練習。

途中30分、師匠と外出(外国人事務所で念願のVISAをゲット)。

14時30分 隣の工房で2度目の休憩。遅めの昼食。サンドイッチ。お茶。

時にはおやつも。今日は師匠提供のPfannkuchen(ジャム入りの揚げパン)

15時 三度作業。スツールの製作。

17時45分 片付け。終了。

18時 スーパーで買い物。

偶然パウラの友達に会い、試しにドイツ語で話してみる。かろうじて会話成立。

18時30分 帰宅。着替え(作業服から部屋着へ)。

19時 ワインを飲みながら食事の仕度。夕食。パスタ。

20時 シャワー、洗濯(もちろん手洗い)

20時30分 昼間、隣の工房のお客さんにもらったプラムで、明日のおやつのケーキを焼く。

食事中の同居人と会話(になっているのか、いないのか…)。

22時 コーヒーを淹れ、メールや葉書を書いたり、旅行のガイドブックや街で集めたパンフレットをみて、だらだらと過ごす。

23時半 就寝1日4食。

 

10.Oct.2004 

 

 

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(HP管理人から転送します。)

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